大学では教育学を学んでいました。ただ、就職活動で仕事を考えるとなったとき、プライベートも大切にしながら働きたいと思ったんです。そこで方向転換することに決めましたが、今は環境問題が重要視されている時代。例えば、アルミの新塊を作るのに大きなエネルギーがかかってしまうのに対し、川島グループで作るアルミ二次合金地金はエネルギーを抑えることができる。そんな話を聞いて、リサイクルの仕事は環境を良くすることにつながるんだと興味を持ちました。
川嶋のパイオニア事業部は、非鉄金属スクラップの回収や製品の原材料となる金属の地金を商品として取り扱っています。今は倉庫作業に携わって商品の選別や出荷、入荷の対応などをしています。いずれは営業職で頑張りたくて、そのために今は現場で仕事の流れや商材に直接触れて学んでいるところです。
仕事は新しい発見が次々にあっておもしろいですね。例えば、銅でもパイプ状のものだったり、粒状のものだったり。「これも銅なの?」という感じです。会社の支援を受けてフォークリフトや中型免許も取れて自分のスキルの一つになりました。先輩も気さくな人ばかりで居心地よく仕事をさせてもらっています。
じつは就活が苦しかったときもありました。定時で帰れて休みがしっかり取れる会社との条件が自分の中にあったので、それならこの業界だろうって固まったイメージでいろいろ受けたものの縁がなくて。でも、ほかに目を向けたら条件にピッタリで面白く働ける川島グループに出会った。運が良かったと思っています。
これからは先輩について営業に出ることが多くなる予定です。先輩たちから営業スキルをとことん吸収して営業として活躍できるようになるのが、今の目標です。